コーチングの歴史

コーチングの歴史

 コーチングの歴史 


コーチング(coaching)の語幹である英語のcoach という単語の語源は、ハンガリーのコチ地方で製造された馬車が優れていたことに由来し、今日でも乗り物の類がコーチ(coach)を付けた名称で呼ばれている。大陸欧州の各言語でも、馬車や乗り物の代名詞的な意味で類似音の単語が用いられている。
英語のcoach には動詞の意味も派生し、イギリスでやがて「指導する」という意味でも用いられるようになった。これが指導を意味するコーチ(coach)の語用の始まりであり、コーチングという用語はここからきている。

現在コーチングといわれるものはLou Tice(ルー・タイス)により創始された。40年に渡り研究・研鑽してきた自身のプログラムを、あまりにも成功してきたため自分自身ではスコトーマがあるに違いない、と苫米地英人博士にプログラムの見直しを依頼、そして共同パートナーとして研究・開発されたものが現在のTPIEやPX2で、世界中で多くの人々を自由にし、成功へ導いているコーチングプログラムである。

 Lou Tice(ルー・タイス) 


教育学修士、心理学者、米国自己啓発界・能力開発の世界的権威、コーチングの創始者。

世界で最も高い評価を得ている教育機関TPIを夫人とともに設立した人物であり、1971年の創設から40年の実績を経て、現在、TPIは日本を含む56カ国で、「心理学」と「機能脳科学」を駆使したゴールを達成するための自己啓発プログラムを展開し、年間280万人以上の人々が受講する国際的な教育機関となっている。

また、米国トップ大企業であるフォーチュン500社の60%以上、英国ではFinancialTimes誌100社の30%以上の企業をはじめ、連邦政府機関、州政府機関、国防総省、警察等にも導入され、着実な成果を上げたことで、揺るぎない評価を得ている。その他にも、北京オリンピックで8個の金メダルを獲得したマイケル・フェルプスの指導、アメリカオリンピックチームのコーチ、中国のオリンピック委員会がシステムの導入を図るなど、世界各国のプロスポーツ選手の強化の面でも実績を上げ、コーチングの分野でも世界的に活躍。

近年の社会的活動では、ロサンゼルス市警と組んで、ロサンゼルスのストリートギャングの横行による「未成年者同士の殺人事件の撲滅」(ベターL.A.プロジェクト)への貢献、「フィラデルフィアのギャング問題」の解決に取り組み、大きな成功を収めている。

また、メキシコ前大統領のヴィセンテ・フォックス氏とともに、子供向けの新教育プログラムPX2を利用したラテンアメリカ諸国の教育プログラムの改革にも乗り出し、他にも南アフリカ共和国のアパルトヘイト撲滅、アイルランド紛争の終結に貢献するなど各国の社会的活動を行った。

 苫米地英人 


脳機能学者・計算言語学者・分析哲学者・実業家。

上智大学外国語学部英語学科卒業。その後2年間の三菱地所勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学(計算機科学学科博士課程人工知能専攻)。

その後、コンピューター科学分野で世界最高峰と言われるカーネギーメロン大学大学院に転入。計算言語学の博士課程を取得(日本人初)。

イエール大学・カーネギーメロン大学在学中、世界で最初の音声通訳システムを開発し、CNNで紹介されたほか、マッキントッシュの日本語入力ソフト「ことえり」など、多くのソフトを開発。帰国後、三菱地所の財務担当者としても活躍。

自身の研究を続ける傍ら、1989年のロックフェラーセンター買収にも中心のメンバーとして関わった。

その後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、通商産業省情報処理振興審議会専門委員等を歴任。中国南海大学客座教授、全日本気功師会副会長。

現在、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社 CEO、角川春樹事務所顧問、米国公益法人 The Better World Foundation 日本代表、米国教育機関TPIインターナショナル日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長。

また、カルト信者の脱洗脳や、国松警察庁長官狙撃事件での実行犯とされる元巡査長の狙撃当日の記憶回復など、脱洗脳のエキスパートとして公安警察の捜査に貢献。

現在も各国政府の顧問として、軍や政府関係者がテロリストらに洗脳されることを防ぐ訓練プログラムを開発・指導している。

メディアにおいても、映画・テレビドラマの監修、雑誌の連載など、テレビ・映画・雑誌など多方面で活躍。


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